2020年8月6日木曜日

8月6日

3月に地域の方からいただき、「大賀ハス」を育てていました。弥生時代の遺跡の中から、種が見つかり、それを育てて、株分けしたものを届けていただきました。見る見るうちに大きく育ち、いつしか花の芽を出してくれていました。
 
しばらくすると、また大きなつぼみができていました。この花は、朝にだけ咲き、4日ほどで散ってしまうそうです。
 つぼみは、1つだけですが、咲いたとき、写真におさめられるように、しっかり見張っておきたいと思います。みなさんが登校する間、咲いていることを期待します。

さて、今日は、8月6日。1945年の今日。午前8時15分。広島に原子爆弾が投下され、たくさんの尊い命が奪われました。最近のニュースで、「黒い雨」のことが話題になっていました。さまざまな問題を残しました。
今を生きるみなさんを含む我々が、平和を希求し、そのために勉強したり、いろんなことを学び、知ることで、平和な世の中を構築できるのかもしれません。そうすることが、尊い命を奪われた当時の人々に、報いる方法のひとつかもしれません。勉強するというのは、本当はそういうことなのかもしれません。
弥生時代から受け継いだ命を、今も花を咲かせ続けている「大賀ハス」のことを思いつつ。