富秋中学校は、『自ら考え、判断し行動する』力の育成を図るため、様々な取組みをすすめています。
今日の1時間目の3年生の数学の授業。
先生は、一斉に一方的に学習内容を説明したりはしません。いわゆる『自由進度学習』に挑戦です。
これから、この単元で学ぶポイントを説明し、学び方は子どもたち自ら考えて選択し、学び始めます。
教科書を見ながら、式の展開の法則を学ぶ生徒、友だちと教えあいながらする生徒、
パソコンで有名塾やyoutuberの学習動画を見る生徒、AIドリルのキュビナでどんどん難しい問題に挑戦する生徒、
それぞれが自分で選択した学び方で学んでいます。
先生は、分からなくて困っている生徒に寄り添い、計算のやり方を教えるのではなく、
分からないところをどこでどのように調べればいいかのアドバイスをします。
学び方を習得すれば、学びはドンドン面白くなります。
老子の格言『授人以魚 不如授人以漁』
「お腹を空かした人がいるときに、魚を与えるか、魚の釣り方を教えるか。」 という意味で、要約すると「人に魚を与えれば一日で食べてしまうが、釣り方を教えれば一生食べていける」という考え方です。
『魚を与えるのではなく、魚を取る方法を教える』ことで、
いままでの受け身での授業と比べて、すべての生徒が意欲的に学んでいます。
有名塾の動画教材を視聴している生徒
AIドリル『Qubena』でドンドン難しい問題に挑戦している生徒
プリントの問題をコツコツする生徒
教科書の説明をじっと読み込む生徒
班の仲間と解き方について議論する生徒たち
班の仲間の解き方について確認しあう生徒たち