2025年6月26日木曜日

富秋やちむん教室

 今年の3年生は、美術科で陶芸をしています。

先日、3年生が修学旅行で行った沖縄には、国際通りの近くに、『壺屋やちむん通り』という場所があります。


通りの道路にもやちむん(焼き物)が…

「やちむん」とは、オキナワの言葉で「焼き物」のことです。

壺屋やちむん通りには、オキナワの焼き物の店が並んでいます。

オキナワのキレイな海の色のような『やちむんブルー』の焼き物がいっぱいあります。


今回は、沖縄のやちむんの勉強もしてから、

美術室が『富秋やちむん教室』となっています。

まずは、粘土をこねています


親指で穴をあけて形を作っていきます。

まだ、穴があいた状態です。

段々、形になってきました。

自分の好きな形にしていきます。
おっ、星形ですね。


どの釉薬(ゆうやく)を自分の作品に使って、
どんな仕上がりにしたいか?考えていきます。
「釉薬」とは、陶磁器の表面に塗ってあるガラス層になる部分で、「うわぐすり」とも言います。

白萩釉:真っ白に仕上がるタイプ

白萩+織部釉:白ベースに水色系が入るタイプ

そば天目釉:蕎麦の実のような茶色いタイプ

底づくりです。
何かの顔かな?

綺麗な星形

底をかんなを使って慎重に削っています。
底が抜けないように!

ヤバい! 底が抜けそう!

裏に名前を掘っています。

それぞれ個性を発揮していますね。
因みに、
今年の生徒会テーマ:個性爆発です。




取っ手付きのカップです。

出来たら、何飲もうかなぁ?



出来たよ!

陶芸が初めての生徒がほとんどです。


陶芸家(美術科教員)のアドバイスを受ける生徒


この後、学校で乾燥させた後、
業者の方に釉薬塗りをしていただいて
焼いていただきます。

完成は、2学期になる予定です。
お楽しみに!