和泉警察署と連携して、不審者対応の避難訓練を行いました。昨年度は、教職員のみの不審者対応訓練でしたが、今回は、生徒も同時に訓練を行いました。
校門で、保護者を名乗り、大声で怒鳴っている
男性とインタフォンで対応する教職員
不審者役の警察官が教職員の呼びかけを無視して
校内に侵入し、このあと刃物(模造)を持ち出したため、
すぐに、110番通報しました。
警察官が駆け付けるまでの間、
教職員で子どもたちの身の安全を確保するため、
さすまたなどを使い、不審者の行動を制限しようと試みます。
不審者役の警官を必死に止めようとする教職員
パトカーとミニバイクで警官が駆け付けてくれました。
不審者を確認し、対応を始める警官
警官が不審者確保し始めました。
この間、校内放送で、「緊急放送、場所は、○○です」と注意喚起し、
各教室では、教員は子どもたちを教室内に待機させ、ドアを施錠し、
子どもたちの安全確保に努めました。
不審者確保しました。
子どもたちの安全確認ができたあと、体育館に集まって、
警察の方からお話を聞きました。
「中学生になると自分は強いと思って不審者に向かって行ってはいけません。」
「刃物などの凶器を持った不審者などには、必ず負けます。」
「また、不安から勝手な行動をすると、先生方がその対応に追われ、
みなさん(生徒)も、先生方も危険にさらされますので、
必ず先生の指示に従ってください。」
その後、教職員向けに不審者への対応について
アドバイスを頂きました。
和泉警察署の方々、ありがとうございました。
これまでも、2001年の大阪教育大学附属池田小学校での事件や
今年の5月の東京都立川市の小学校での事件などもあり、
日頃から訓練をして、様々な想定をしておくことが大事です。