本日、学校だより11月号を配付しました。
富秋中ホームページにも掲載しています。一部、紙面の内容を紹介します。
『学んだことは誰にも奪われないからね』
これは、7年前の2018年にある携帯通信会社のCM「三太郎シリーズ」で、鬼ちゃん(菅田将暉さん)が息子の赤鬼(鈴木福さん)に進学を勧める際に語ったセリフです。例えば、自転車に乗れる人は、乗り方を忘れないように、学んだ知識や技能は他人に盗まれることはないのです。 (CM動画👉)
SNSで広がっている『ある母が子どもに言った言葉』
なんで勉強なんかしなきゃいけないの?という質問に、母はこう答えた。
ここに水の入ったコップがあるでしょう。
「数学」を学べば、この中に200mlの水があると数字で見えるようになり、
「理科」を学べば、この水は水素と酸素からできていることが知れる。
「社会」を学べば、この水がどこから来たのか?が分かり、
そして世界にはこの水さえ、飲むことができない人たちがいることを知れる。
「美術」を学べば、この水の反射を綺麗に描くことができるようになり、
「音楽」を学べば、同じコップでも水の量で音が変わることに気づける。
「技術」を学べば、このコップがどんな素材でなぜ漏れないかが分かり、
人の創造の凄さを知ることができる。
「保健体育」を学べば、この水がどれだけ体に大切なのか、
健康を支える命の正体をみることができる。
「道徳」を学べば、この水を誰かと分け合う思いやりの大切さを学べて、
思いやりの心が育ち、
「国語」を学べば、ここに書いた「全部の意味」を正しく理解できるようになり、
「英語」を学べば、この話を、世界中の人と分かち合えるようになる。
そして、「哲学」を学べば、この話に何の意味があるのか考えられるようになる。
でももし何も学ばなかったら、このコップの中にあるのは「ただの水」で終わる。だから、勉強するのよ。この世界を、ただ見ているだけの人生で終わらせないためにね。
これを読むと、教科は便宜上9教科などに分かれているだけで、学びに境界線はありませんね。そして、知らないことで人や自分を傷つけないためにも、様々な格差(情報・学力・経済・地域・性別…)を克服するためにも、学びは大事です。
