2025年3月27日木曜日

とみあき学園への道~工事進捗状況(2024年度末)~

 いよいよ今年度も終わりに近づいてきましたが、南棟の除却工事が日々進んでいます。

元の音楽室や技術室、図書館やひまわり教室、保健室などがあった南棟の校舎がどんどんなくなっていきます。






元図書室や元保健室のあった場所は解体されました。

くすのきのあった花壇はまだあります。


あとは、玄関ホールとスロープが残っている

元図書室の中が見えています。

元音楽室や元金工室などの前の廊下のみが残っています


これらの解体の様子をみていると、なぜか、
小学校でのヒロシマ修学旅行や中学校でのオキナワ修学旅行でみたり聞いたりした
現地資料館等での戦火の街の光景を想い出してしまいます。

その当時は、建物が壊されるだけでなく多くの人たちの命もなくなっています。
また、震災等で被災された街も同じような光景をニュース等でみます。
世界で起きている紛争も同じです。

当然、今の富秋中は、それとは違い、新しい富秋学園の新校舎の建設のために
除却工事が行われているのですが、なぜか物寂しくなってしまします。

あいさつ運動に来ていただいている地域のご高齢の方から
『富中の開校○年めに、息子が入学したんや。とても綺麗で立派な校舎やった』と
おっしゃっていました。また、『その校舎がなくなっていくのは寂しいなぁ』と。

富秋中の開校に携わっていただいた多くの方々や地域の熱い思いが、
この寂しさを感じさせてくれているのでしょう。
そして、これまで長きにわたり、この校舎で日々の生活をしてきた
歴代の卒業生やその保護者の方々、
そしてこれまで富中で勤務された教職員の想いもあるでしょう。

しっかりとこの光景を心に刻み、
新しい富秋学園が、校舎が新しくなるだけでなく、
これまで以上にたくさんの人の熱い想いで、
全ての人の幸せを呼び込む学校でありたいと思っています。