子どもたちの読書離れは、全国的な傾向です。本校でも、『読書が好きだ』という生徒の割合は、6割前後と全国の中学生の平均(76.3%)より低くなっています。
また、まったく本を読まない不読率も半数近くあり、全国の中学生の平均(23.4%)より高くなっています。 (全国データ:第69回学校読書調査2024年データ、本校データ:2025.2調査より)
現在、本校では、朝読を実施しています。あるクラスでは、担任が司書の先生にお願いをして、子どもたちが興味のありそうな本を準備し、教室に置いていると、子どもたちは、自ら興味のある本を選んで読んでいます。自分で図書館に行って借りたり、家で購入した本を読んでいる子どももいます。
小説を読んでいる子どももいるし、漫画や絵本を読んでいる子どももいます。最近大人の絵本も流行っていますよね。携帯などの端末で、読書ができる時代ですが、紙媒体の本を手に取って、1ページ、1ページめくりながら、本の紙質や匂いを感じながら、読むことも大事です。